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友人葬(創価学会の営むお葬式)

◆友人葬の葬儀の意味
「友人葬」は本来は一般名詞で「友人が集まってする葬儀」のことですが、現在では創価学会の営む葬儀を意味しています。創価学会は「日蓮大聖人の仏法を基調とした平和・文化・教育運動の推進団体」です。長く日蓮正宗の在家信徒集団と位置づけられていましたが、日蓮正宗の総本山大石寺と対立するに至り、現在では独立した宗教団体として機能しています。 1990年以来の大石寺との対立関係の中で創価学会が唱えたのが「宗祖に直結する信仰に戻ろう」とする「平成の宗教改革」です。その一環として1991年頃より葬儀に日蓮正宗の僧侶を呼ばない、在家信者および故人の友人のみによる葬儀を行うようになり、これを「同志葬」「友人葬」を称していました。しかし、学会員以外の参列者も多数参加することから、一般的に「友人葬」との名称でもって、現在葬儀を営んでいます。
創価学会では友人葬を営むにあたり、これに積極的な意味づけを与えています。従来の葬儀が「僧侶が引導を渡し、戒名を授け、読経し回向することによって成仏できる」前提で執り行われたと批判し、「されば過去の慈父尊霊(じふそんれい)は存生(さんしょう)=生前に南無妙法蓮華経と唱えしかば即身成仏の人なり」という日蓮の遺文(「御書」)を引き、生前に一生懸命信心すれば成仏するのであるのだから、葬儀によって成仏が決まるのではなく、成仏した人に対する葬儀と考えるべきではないかと主張します。それゆえ葬儀は、すでに成仏した故人に対する報恩感謝の念で行うべきであり、僧侶は成仏のためには必要とはしない、としました。したがって僧侶を導師としないことが即無宗教葬を意味しないと主張します。
また、死別の悲しみを経験している遺族に対しても、同信の友人、同志が集まって送ることは悲しみを乗り越えるのに充分な人間関係として映ると思われるとして、参列者が共に読経し、題目を唱える葬儀を積極的に位置づけています。
導師には「喪主がしかるべき幹部、または儀典部(次)長に依頼」するとしています。また、戒名についても江戸時代の寺請制度の産物であり、仏法の本義からは必要ないとしています。
祭壇には自宅の御本尊を安置します。

◆臨終と通夜
「枕経」は、自宅において家族・親族が中心になって行うものとされ、『方便品』(ほうべんぼん)『自我偈』(じがげ)が読経され、焼香の後に題目が唱えられます。
「通夜」は、司会者が開式の辞で「本日の通夜は、故人のご遺志並びに喪主のご希望により友人葬として執り行います」と延べ、導師が入場し始められます。
『方便品』が読経された後、導師、喪主(葬儀委員長)、遺族、親族、参列者の順に全員焼香が行われます。焼香の間『寿量品』(じゅりょうほん)『自我偈』を2回、唱題と続きます。観念文では本尊供養(二座の観念文)、三師供養(三座の観念文)が読まれ、鈴を打ちながら「故○○○○殿の過去現在の罪障(ざいしょう)が消滅し即身成仏しますよう御祈念申し上げます」と回向し、題目三唱。最後に「世界平和と一切衆正(いっさいしゅじょう)の幸福のために」と観念し、鈴を3つ、題目三唱で終了します。
導師は「ご会葬者の皆様と共に即身成仏のご祈念をさせていただきました」を挨拶します。必要に応じて御書の一節を入れたり、故人の遺徳を讃えるなどします。遺族代表からの謝辞があり、題目三唱し、閉会の辞をもって終わります。

◆葬儀式
弔辞・弔電が入る他は通夜と変わりありません。式の前に司会者が告別式を友人葬をして行う旨を述べます。
式次第を紹介します。

1.開会の辞

2.読経・唱題
3.焼香
4.観念文
5.題目三唱
6.弔辞・弔電

導師および会葬者が唱題(題目「南無妙法蓮華経」を唱えること)する中、遺族は樒(しきみ)を柩に納めながらお別れをします。その後出棺となります。火葬場では炉に入れると共に勤行(ごんきょう)『方便品』『自我偈』『題目』、焼香(導師)挨拶、(遺族による)謝辞となります。

 

※参考

創価学会

0120-255-297

ファイナルノート

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