知っておきたいご葬儀のマナー
法要や会葬に参列することになったら・・・。
故人のために、知っておきたいことがあります。
ご葬儀は日ごろ触れる機会が少ないため、正しい知識や作法をなかなか覚えることができず、また間違ったマナーを知らずに使ってしまうことがあります。
突然訪れるその時のために正しい知識・マナーを覚えておきましょう。
動画でみるマナー講座
葬儀のマナーを分かりやすく動画で公開してます。
香典について
香典の表書き
香典の表書きは宗教や宗派、時期によっておおむね以下のように記載します。
仏教 |
仏教 |
キリスト教 (プロテスタント) |
キリスト教 (カトリック) |
神式 |
「ご霊前」 満中陰(四十九日)まで使用 |
「ご仏前」 満中陰(四十九日)まで使用 |
「献花料」 「御花料」 |
「献花料」 「御花料」 |
「御霊前」 「御玉串料」 |
ふくさの包み方
@ふくさの上に香典袋を図のように置き、右側を折込みます。A上下も折り込みます。B左側を折り込みます
C最後に全体を包みこみます。
お悔やみの言葉
言葉だけでご家族の悲しみを癒すことはできませんが、お悔やみの言葉はご遺族の方へのいたわりの気持ちをこめて手短に述べるのがマナーです。
※キリスト教では葬儀は神に感謝し、故人を懐かしむ場なので「ご愁傷様」は不適切となり、「安らかな眠りをお祈り申し上げます」という言い方が一般的です。
一般的なお悔やみの言葉
「このたびはまことにご愁傷さまでございます。心からお悔やみ申し上げます。」
病気で亡くなった場合のお悔やみの言葉
「お悲しみもさぞかしの事と思いますが、どうぞご看病疲れがでませんように・・・」
故人との対面でのお悔やみの言葉
「安らかなお顔ですね。穏やかなお顔で少し気が落ち着きました。」
事故死・急死の時のお悔やみ言葉
「突然のことでまだ信じられない思いです。ご家族のご無念はいかばかりかと、お察し申し上げます。」
会葬の身だしなみ
男性
ダークスーツに白ワイシャツを合わせます。ネクタイ・靴下・靴は黒で揃えましょう。
女性
ダークスーツもしくはワンピース、ストッキングは黒もしくは肌色にしましょう。靴やバッグは黒でそろえ、真珠や結婚指輪以外のアクセサリー、肌の露出は避けましょう
子供
制服を着用します。制服がない場合は、白いシャツやブラウスに無地の黒・紺・グレーのズボンやスカートを合わせます。